ECU Setting

ニッサン VQエンジンセッティング

インフィニティQ50のセッティング依頼で、フルノーマルからの吸気系及びエキゾーストの変更及び現社合わせでのセッティングでした。
まずノーマルで12回計測し、熱ダレ等も検証しておきました。
意外と熱ダレによるパワーダウンも少なく安定した数値でした。RX-8なんかだとエンジンの熱ダレによるパワーダウンは顕著だから、タイムアタックするときはできる限り早めのラップでアタックしないと大きくタイムが落ちます。
で下が今回計測した12回計測した平均値が
322.34PS/7332rpm
37.26kgfm/5476rpm
そして吸気系と排気系を交換し、セッティングを徐々に煮詰めていきました。
一般的に北京では95オクタンというのが日本のハイオクに属するのでどうしても日本のハイオクセッティングで合わすとリタードが入る量が多くなり、古い車でリタード機能の無い車やフルコンでノックセンサー入力してない車両だとノッキングが出てきます。
また難儀なのが地方地方によりガソリン品質にかなりのばらつきがあるということ。
これに関しては、セッティング前に普段乗る場所でのガソリン満タンにしてもらいセッティングをとる方法を取っています。
それとECUTEKでセッティングを行う場合、ECUTEKの機能にある4つの異なるマップを先に制作しておき、それをセッティング時にロギングしながらどれが一番良いかを決めれるので、フラッシュロムの難点であるリニアにマップ変更が出来ないけど、4回ダイナを回せば4種類のデータが取れるのでセッティング時間の大幅な短縮ができるうれしい機能。
バルタイの合わせ込みに今回少し時間はかかりましたが特に低回転時のトルクは大幅に向上! これだと特に街乗りなんかだとかなりの体感があるし、トルクフルで乗りやすいでしょう。
グラフの1番下のマゼンタ色の線がノーマルです。
グラフでもわかる様に3000rpmから5000rpmのトルク出力が大きく変わってますよね。
最終的な数値が1番上のオレンジ線
364.30PS/7420rpm
41.46kgfm/4546rpm
と良い結果が出ました。
  • 車両仕様
吸気系・ injenインテークキット
排気系・CGWフロントパイプ&Y字パイプ/フジツボリヤマフラー
計測時データ
温度28.1℃
湿度3%(さすが大陸!乾燥してる)
気圧1003.43mbar

エボ(4G63)セッティング

このエボはシャシがエボ6でベースエンジンはエボ8が使用されていました。制御系はエボ7で、駆動系にはエボ9が使われていたりとエボ6789と、まぁ何ともレパートリーが海外らしい仕様の車のセッティング依頼 エンジンは自分で前に自分で製作してあるので、安心して取りかかれるセッティング。 一番怖いのは、知らない人が手を入れてる状態の車のセッティング依頼…日本ではまだ良いんですけど、海外ともなると想定外のことがあり得るので慎重になるところではある。 今回はだから安心してた。 が しかし ダイナで4000rpmでのテストで早速異常な症状! 読み込む数値のところのマップを変更してもどうも反応が薄い。 変更した数値が、小さすぎたのかと思いもう少し大きく変えて見た。。。 反応はあったので、少しずつ回転を上げテストの繰り返しをしていき、4800rpmで回転数を固定させ負荷軸だけのデータを変えていくと、ブースト1.0キロ位でももう反応がおかしい数値に… ?? エンジンルーム側に燃圧計があったので、測定してみると燃圧がある一定から上がっていかない。 ポンプが怪しいということで、応急的に安全タンクからコレクタータンクの圧送用のポンプを直結してテストしてみると燃圧が安定したので、コレクター側のフューウルポンプ不良決定! ポンプを交換して気を取り直しまたセッティング開始 後はすんなりセッティングできました。 ​ この動画の時、確か5-6000rpm付近のデータ作ってる時だったかな 今回の仕様は エンジン:Tomei 2.2キット 強化ヘッドボルト メインボルト 強化ヘッドガスケット 強化バルブS/P リン青銅バルブガイド チタンリテーナー バルブシート オーバーサイズバルブ 燃焼室加工 IN/EX  270ソリッドカム インテーク: Skunk2Racingインマニ 70mmスロットル タービン:HKS GT3037S A/R0.87 インジェクター: ID1000 フューエルポンプ:195l/h×2 で結果は… ブースト1.7k時 526.03PS/5938rpm    69.90kgm ブースト1.4k時 473.17PS/6041rpm     62.95kgm 写真と数値が違うのは、ダイナでの単位がHPとNmだったからPSとkgm換算しております。因みにガソリンは、95オクタンガソリンに添加剤をいれてのセッティングです。 グラフからもわかるように、タービンサイズがいっぱいいっぱいって感じ。もう少し大きくても良い感じかも。 しかし、それほど大きくないサーキットならタービンの立ち上がりも早く乗りやすいかもしれないね。

FD セッティング

今回は、何年か前にもアメリカの雑誌にも紹介されたこともあるユーザーカーのFD
今回はブリッジポートからサイドポートに変更しての再セッティング!!
タービンは今までと一緒のT78-29D  17.0c㎡で、エキマニは60Φを使用。
エンジンルームはオーナーが毎日シコシコ磨いたとか(笑)
ポートはオールマイティのサーキットスペックで製作してあります。
ポート形状やタービン選択は走るサーキットや用途によって変えた方がもちろんいいんですが、なかなかユーザーカーでは予算の問題で難しいのが現実!!
なんで、今回はオールマイティに使えるサーキットスペックのポートで製作。
ちなみに後でパワー&トルクグラフ見ればわかるよ!
車両仕様
エンジン・A.C.E+サイド(Almighty)
ECU.パワーFC
インテーク.・A.C.E+ビッグスロットル、トラストインタークーラー
エキゾースト・60Φエキマニ、80Φフルチタンエキゾースト
タービン・T78-29D  17.0c㎡
フューエル・inj 850cc×4 、ポンプ280ℓ/hなどなど
気温 5.2℃
気圧1000.08mbar
湿度59.28%
472.310PS / 6761rpm
51.13kg/m / 6481rpm
約4500回転から7300までずーっと45kg/mのトルクが出てるので、フラットトルクのかなり乗りやすい仕様になりました。
ちなみにこのエンジン、慣らしもダイナパックで行ったので、ユーザーは納車後直ぐに全開オケー(笑)またこの車もサーキットで活躍してくれることでしょう。                

86 セッティング

今回の現車セッティングは、滋賀県からのご依頼でまずは現状のパワーチェックから行いました。
装着パーツは
排気系
エキマニ&ダウンパイプ  :ノーマル
センターパイプ:メーカー不明 60Φストレート
マフラー:   柿本改
その他:フルノーマル
計測を数回しましたが、セッティング前でもパワーはそこそこ出てました。一般的に何回も連続して廻すと水温の問題やエンジンの熱ダレでパワー計測にバラツキが出やすいんですが、今回は外気温も低く連続で6回計測してもほぼ同じパワーが出てました。
ノーマルパワーは
パワー179.23PS/トルク20.84kg/m 状態は良さそうでしたので、ここから現社合わせをする前に弊社のエアクリーナーに交換。それとこのECUバージョンが、J700Aというかなり初期のバージョンだったので、これも新しいバージョンに変えておきました。
これね(笑) で
ついでに今回からこのecutekから新たに出たECU Connect も併用してセッティング!
なんのメリットがあるの?
ってことですが、セッティングする人間なら解ると思いますが、フラッシュロムの短所はリアルタイムに書き換えができないというデメリットをこの商品とアプリ併用してセッティングすると、作業時間短縮出来るんです。これは本当に便利
具体的に言うと、今回の方法は大まかに全体のマップを作ってからECU Connectでメインの点火とフューエル及びVVTを微調整をしながらセッティングすると…
一回一回アップロードしなくて済むぶん、セッティングの方向性の見極めスムーズに行えるということです。
あとは今まで通り他の細かいところを調整すれば後はOK!
あとこのECU Connectは販売もしていますので、一般ユーザーでもアプリをダウンロードして使用すると他にもダイアグコードの読み出し&クリアやデータロガー機能、ローンチコントロールの回転数任意設定などなどあったり、R35ならブーストコントロールなどの細かいこともできるから、今後86ももっとアップデートで機能が増えれば、良いアイテムだね。
ちなみにゼロヨンなどの計測機能もあるんで、人と比べる事もできるね。
話は少し逸れたけど、今回の現車セッティングの結果は
パワー207.95PS
トルク23.76kg/m
外気温:9.4℃
気圧:1017.28mbar
湿度:62.3%
ノックセンサーも、ほぼ反応してないので良いところまで煮詰めれました。
でフューエルの学習機能を復帰さして今回は終了。今回はエキマニ交換していないのに良い結果が出ました。
2017/2/4  しらひげ

ECU価格表

ECU Setting の価格表は こちら から。


MPV セッティング



MPV 23Tモデルのセッティングですが、この車ノーマルでもかなり速いんですよね!またオーナーが某オイルメーカーの営業車両w

そこで、もともと速いけど、もっと速くしてくれ!!でも燃費は営業車なので、燃費は悪くなってはダメ!とのこと

仕様はノーマル交換タイプのエアクリーナー以外はすべてフルノーマルでのセッティングでしたが…



赤線グラフがセッティング前のノーマル
青線グラフがセッティング後です。

ノーマル 184.3PS 26.3kg/m から
     224.4PS 31.7kg/m となりました。

たいしたことないですよね(笑)
でも実はブースト圧あげないでの数値なんですよ。



ターボ車はパワー上げるのは簡単…と良く聞きますが、それはブースト圧をあげての事を言う人が多いです。実際にそのような手法も弊社もタービンの許容量とエンジンの耐久性などを考えて、ブーストアップを行います。例えばFDなんかだとノーマルより2 3割程過給圧を変更します。

でも今回はあえて、皆さんにもわかりやすく説明出来るようにノーマル圧での比較及びセッティングをしてみました。今回の車輌はノーマル圧が約1.1k付近でしたので、圧は上げずに高回転のタレを安定させ、その他の部分でセッティングしてみました。グラフを見ればわかると思いますが、実際に計測した時はノーマル圧より少し低い値(ノーマル1.13k セッティング 1.07k)でしたが、計測結果は良い数値が出ましたねw

全体的に下からトルクも出てるので街乗りもしやすいし、このような方法でセッティングすると燃費も悪くなりません。勿論セッティング後良く走るようになって、気分的にアクセルをがんがん踏んでしまえば、燃費は悪くなりますよ(笑)

もし興味がある方や他でセッティングしたけどどうも…。。という方がおられましたらお気軽にご相談くださいね!全部ではないですが、外車などの車種もセッティングを行えますので!!

ランエボ10 GTⅡ8262 セッティング

今回はランエボ10のセッティングですが、あまりランエボのイメージが無いw と思う人も多いでしょうがECUセッティングでは、実はレシプロのセッティング依頼の方がほとんどなんです。



エンジンも弊社にて製作、仕様は…

エンジン
HKS  2.2キット&メタルガスケット
JUN 強化メインボルト&ヘッドボルト
TOMEI 1mmオーバーサイズバルブ&バルブガイド&バルブシート&強化バルブスプリング&チタンリテーナー&IN/EX 270カムシャフト

フューエル
HKS  800cc インジェクター&260h/lフューエルポンプ

タービン&ブーストコントロール
HKS GTⅡ8262タービン
TRUST プロフェック &MAP

吸排気
HKS サクションキット&スーパーターボマフラー

まぁ個人的な欲を言えば、エンジンスペックからいけば、もっと違う大きいタービンを付けたかったのですが、ユーザー要望などでこのような仕様でのセッティングとなりました。



この仕様だとノーマルのエアフロ流量だと430馬力付近で一杯なので、エアフロ部分を約80mmに変更すると540馬力位までは使える計算。
ダイナで廻しているとブースト1.7KPAまでは特に問題なくセッティングもサクサク進んだのですが、1.8KPAから4000rpm付近で不安定な症状が出ました。(写真参照)



カムのオーバラップなのか、この排気量でのタービンとのマッチングもしくはサージングしているのかと悩んでると症状が出たり出なかったり…。とまた症状が出たり出なかったりと一定で無いので原因の特定までは時間の都合と現状パワーもトルクもきっちり出ているので、 まずはこれでセッティング終了し、後日また預かることにしました。失火かもしれないので点火系も要チェックですね。



結果ブースト1.8KPA時 490.6hp 623Nm
      1.35KPA時 436.6hp 534Nm

この排気量でこのタービンを使えば、インターセプトも低い回転数から取れるのでかなりピックアップもよくサーキットでも面白いですよね。でも本音を言えばHKS使うならGT3240使ってたら上も、もっと伸びたでしょうね(笑)

86 SARDタービンキット セッティング

今回の86のセッティングは北京店から エンジン本体の強化を施し、サード製のEFRタービンキットでのセッティングをしました。 エンジンを組んで慣らしをしてもらい今回セッティングですが、気温37.3℃ 気圧1004bar 湿度32.5%とかなり暑い中での条件でしたが ブースト圧はピーク1.58kgmで上の回転領域ではアクチュエータの容量からどうしてもタレが発生するので後半は1.21kgmまで落ちますが結果は 403.05PS/6517rpm 525.38Nm/3920rpm セッティング中ECUTEKのレースロム バージョン9と中国版の最新バージョンのロムの相性が悪いのか、プレッシャーセンサー側で読み取る領域になると急に燃料が一瞬噴かない謎のトラブルがあり、色々試したけど結局レースロム バージョン7にするとあっけなく解決 仕様は ブロック強化&鍛造ピストン&コンロッド450cc inj&フューエルポンプ 265cc HKS レーシングプラグ SARD タービンキット TRUST プロフェック TRUST オイルクーラー HPI アルミラジエター A.C.E+ 70φビッグスロットル A.C.E+  GTスポーツマフラー ATS カーボンツインクラッチ

RX-8 後期セッティング

セッティングするには人間にも車にも厳しい時期ではありますが、今回中々の良い結果がでましたね。

 

車輌の仕様は 純正交換タイプ エアクリーナー (A.C.E+)エキゾーストマニホールド(サード)メタルキャタライザー (A.C.E+)プレミアムスポーツマフラー と弊社商品をメインに使用して頂いたよくある吸排気のみの仕様

 

結果は212.26PS   19.0kg&/m 気温35.8℃  気圧1012.79mbar   湿度41.4%

エンジンの熱があまり入っていない時なら216PS の20kg/mとなり、逆に水温がかなり上がると…。 エイトのエンジンは特に熱の入りでかなりパワー&トルクに差が出るエンジンで有名ですが、今回後期ノーマルエンジンでそこそこパワーが出た方ですね。

走行距離も4万キロ以内でコンプレッションも標準数値での今回の結果です。 ちなみに弊社ではセッティング前には必ずエンジンコンプレッションチェックを行います。 Nさま、これからも定期的にメンテナンスお願いします! しらひげ


北京での86セッティング

現地産のエキマニ、センターパイプ、マフラーと元々付いていたエアクリーナーキットがオイルクーラーが装着出来ないので、HKS 製に変更。この車はレースに出ている方の車輌で去年も夏にセッティングは終えてるのですが、エンジンを交換してエアクリーナーも変更した為リセッティング。前回の夏場では195PSで今回は205PS、トルク22.7kgとなりましたが外気温の差が前回に比べ10℃差があるので実質なパワーアップは5PSくらいでしょうか?それでも今日は外気温データ24℃ではそこそこパワーは出たのではないでしょうか?ユーザーさんは今月レースですので頑張って貰いたいですね。