86 セッティング

TOYOTA 86 D型

5月に後期顔にアップデート!?させていただいた平成27年式のトヨタ 86。

元々はAREA86で購入し、チューニングを進める予定だったが、
AREA86の廃止に伴ってチューニングが鈍化してしまったそう…
しかし、ありがたいことに弊社にて、フロントバンパーの修理に
併せてチューニングの再開!

フルエアロにRAYSホイール&車高調で決まっていますが、
エンジン系としては排気系にローエンのチタン4本出しマフラーを
装着する以外はノーマルでした。


しかし、今回は吸気系にHKS レーシングサクション、
排気系にHKS SUPER MANIFOLD with CATALYZER R-SPEC +
HKS エキゾーストジョイントパイプを装着。
特に今回は、フラッシュエディターがセットされたECU Package
を選択せず、ADVANCE ECUでの現車合わせのセッティングですので、
装着されたチューニングパーツの機能を余すことなく使っています。

HKS レーシングサクションにはファンネル形状の「エアガイド」
といわれるパーツが付属しており、パワーフローを通過した
吸入空気を整流しサクションパイプに導いていますので、
吸気を効率良く行わせる考えられたパーツです!

☆仕様☆
・FA20 ノーマルエンジン
・HKS レーシングサクション
・HKS SUPER MANIFOLD with CATALYZER R-SPEC
・HKS エキゾーストジョイントパイプ

◆A.C.E+現車合わせセッティング◆
“A.C.E+ ADVANCE ECU ZN6/ZC6
Step.6(現車合わせセッティング)”
・セッティング前(赤色線)
178.127PS/6619rpm
20.749kgf・m/4850rpm
・セッティング後(橙色実線)
204.523PS/6985rpm
22.937kgf・m/4864rpm

セッティング当日の気候条件は、
気温31.8℃、湿度65.8%、気圧1011.74㏔でした。
セッティングは数値だけではなくBefor/Afterが重要です!
とは言っても、Beforでも今回のパーツが装着状態ですので、
パーツ装着状態からでも、どの程度変わったのかがポイントですね。
パーツ装着前からの比較ではもっと差が出たに違いありません。

今回も全域に渡ってパワー/トルク共にUPしています。
しかし4,000rpm付近の「谷」は解消しきれませんでしたが、
落ち込みはかなり緩やかになった事と、特にその領域ではパワー
とトルクが大幅にアップしている領域の為、
体感的には落ち込みは感じないんではないでしょうか。

〇オーナーレビュー〇
「トルクが上がったのか、街乗りがめっちゃ乗りやすくなっていて、
回せば上がめっちゃ回るのですごく気持ちいいです!」
との感想をいただきましたが、「NAのままこれ以上にパワーアップ
させるのには??」とご質問をいただきました。
どうやらモアパワーを求められているようですね~(笑)

2021.8.26 梶原


TOYOTA 86 A型 AT

こつこつDIYにてチューニングを行ってこられた86ですが、
ECUセッティングには以前より興味を持たれておりました。
「折角ECUセッティングを行うなら、エキマニを交換してから…」
との思いを持っておられ、この度「エキマニ交換を行った」との事で、
念願のECUセッティングを実施しました!

吸排気交換の一般的なライトなNA仕様です。

やはり、86/BRZ界隈では度々話題に上がる、“3,000~4,000rpm付近でのトルクの谷”をどこまで解消できるか。
次のステップは過給機を視野に入れているが、この仕様でどこまでパワーを出せるか。を課題にいただき、セッティング開始!

弊社でECUセッティングを行う場合には、ECUのIDをアップデートを
行った後に、ECUセッティングを行います。
所謂「リプロ」ですが、この車両の場合‟ZA1J700B”(赤枠内)
を使用していました。
これをこの車両に対応する一番最新のIDにリプロしました。
※黄枠内はこの車両に対応するECUのID
この作業は特に行わなくても問題はありませんが、メーカーが行う
アップデートの為、ECUセッティングに関る箇所以外がアップデート
されている可能性があることから、可能な限り行っています。

気象条件もセッティングデータを見るときには需要ですよね。

☆仕様☆
・FA20 ノーマルエンジン
・BLITZ ADVANCE POWER AIR CLEANER
・HKS SUPER MANIFOLD with CATALYZER GT-SPEC
・HKS HiPower SPEC-L

◆A.C.E+現車合わせセッティング◆
“A.C.E+ ADVANCE ECU ZN6/ZC6 Step.6(現車合わせセッティング)”
・セッティング前(緑色破線)
157.497PS/6315rpm※スピードリミッター有
19.206kgf・m/3377rpm
・セッティング後(赤色実線)
181.026PS/6812rpm
21.635kgf・m/3438rpm

*結果*
全域に渡って馬力・トルク共にUPさせることができました。
AT車の為、トランスミッションの馬力損失により、数値的にはMT車に
比べ7~8%ほど低く出ておりますが、MT車では200PS近く出ている
ことになりますね。
また、「谷」がほぼ解消となった為、特に中間域での差が大きく
なっている事がグラフから読み取れます。
これだけの差が出れば、ECUセッティングの交換を実感して
いただけます。

※「谷の解消」には、過去の実績やデータから、
・エンジンのコンディション
・吸排気系のチューニングパーツの組み合わせ
により、左右される事がわかります。
その為、エキマニを交換しただけでは解決しない事が多いですね…

〇オーナーレビュー〇
「乗った瞬間すぐに違いが判りました。アクセルレスポンスの
向上やトルクとパワーが全体的に上がっているため、5速以上は
必要ないのじゃないかと思うくらいに乗りやすくなりました。
数値以上にパワー感があり、高速道路などでの追い越しも
楽々でドライビングがより楽しくなりました。」
との感想をいただきました。

弊社ではDynapackを使用したECUセッティング時には、
上記画像のような‟セッティング前”と‟セッティング後”
のグラフをお渡ししており、ECUセッティングによる差はもちろん、
チューニングパーツ取り付け後にはチューニングパーツ取り付け
による効果も目で分かる方がいいとの思いがあります。
セッティング後だけのデータでは、「どのくらいECUセッティング
によりアップしたか」が不鮮明になると思っています。
それに加え、セッティング担当から「ECUセッティング仕様書」
を元に、セッティングを行った箇所/内容を細かくご説明
させていただいております。
専門的分野になる為に、専門用語が多く全ての内容をご理解
されるのは困難かもしれませんが、出来る限りご理解
いただけるような表現でご説明を行っています。
決して安くない費用を支払っていただき行わさせて
いただくチューニングです。
オーナーさんには、出来る限り自身の車両の仕様を
理解していただきたくそれらの事を行っております。

2020.9.4

 


TOYOTA 86 D型

昨年11月末に開催されたオフ会‟86BRZ嵐山紅葉MT2019”で出会い、
その後「3DカーボンGTウィングTYPE-Ⅱ」を取り付けさせていただき、
今回は遂にECUチューニング!!

ユーザー様はこの日に向けて、吸気系のチューニングを
DIYで行いご入庫いただきました。

ECU現車合わせセッティングでは、セッティング作業当日の
仕様やコンディションで、ECUデータを作成しますので、
車両の状態が万全の状態が望ましいと思います。


例えば、エンジンオイルやエアクリーナー、スパークプラグ
などの消耗品は新品に交換していただきたいですし、
フューエルポンプやフューエルフィルターは6~7万kmを
超えていれば交換、タイミングベルトやウォーターポンプは
8~9万kmを超えていれば交換がが理想的です。

他に、燃料も満タンでのご入庫をお願いしています。
理由はECUセッティングに燃料の温度が影響を及ぼす為で、
燃料も満タンでのご入庫をお願いしています。

☆仕様☆
・FA20 ノーマルエンジン
・A’PEXi インテークDプラス+パワーインテークフィルター
・GReddy ダイレクトエアインテーク
・BLITZ サクションキット
・イーカスタム エキマニ Type3
・ZSSマフラー

*結果*
ノーマル
174.633PS/6316rpm 20.491kgf・m/4839rpm
セッティング後
196.553PS/6678rpm 22.516kgf・m/4823rpm

全域に渡って馬力・トルク共にUPさせることができました。
エキマニの特性もあると思いますが、高回転まで気持ちよく
伸びていき、トルクも5300付近~6500rpm付近まで、フラットに
出ていますので体感的にも乗りやすいと感じるのでは
ないでしょうか。
もっとも落ち込む部分でノーマル比 約1.0kgf・m UPさせ、
可能な限りトルクの落ち込みを極力抑えたことで、体感的にも、
落ち込みの加減を抑えられたように感じるかと思います。

*ユーザーボイス*
毎日通勤で乗っていますが、トルクが全体的に上がっているのですごく
乗りやすくなりました。
特に高回転での伸びは前とは全然違いすぐに体感できました!
他にもスポーツ走行向けの機能が追加されているので、次の
サーキット走行が楽しみです!

2020.7.2


TOYOTA 86 KOUKI

バリバリ新車の86KOUKI!

慣らしが終わったばっかりで、チューニング箇所もサクションパイプ&
マフラー(リヤピースのみ)のライトな仕様。

これまで乗っていたRX-8に比べ、86/BRZでよく言われる
“3,000~4,000rpm付近でのトルクの谷”が気になるとの事。
4,000rpm付近のトルクの谷の改善には、エキゾーストマニホールドと
インテークの変更&ECUチューニングでスッキリ解消となりますが、
今回は純正のままなのでどこまで改善できるか…

早速ECUセッティング開始!

☆仕様☆
・FA20 ノーマルエンジン
・BLITZ サクションパイプ&ノーマルエアクリーナー
・TRD リヤピースマフラー

*結果*
全域に渡って馬力・トルク共にUPさせることができました。
しかし、「谷」は完全に解消とはなりませんでしたが、
もっとも落ち込む部分でノーマル比 約2.0kgf・m UPさせ、
可能な限りトルクの落ち込みを抑えたことで体感的には、
かなり抑えられたように感じるかと思います。

◆A.C.E+現車合わせセッティング◆
“A.C.E+ ADVANCE ECU ZN6/ZC6 Step.3+現車合わせセッティング”
ノーマル(赤破線)
168.191PS/6522rpm
18.971kgf・m/4750rpm
ADVANCE ECU Step.3(水色実線)
195.672PS/6954rpm
22.341kgf・m/4628rpm

オーナーさんは、
「通勤で使っており、アクセルレスポンスの向上やトルクとパワーが
全体的に上がっているため、街乗りでも非常に乗りやすくなりました。
思っていた以上にパワーも上げてくださって非常に元気なエンジンに
生まれ変わりました。ありがとうございます(^-^)」
との感想をいただきました。

2020.5.19 梶原


TOYOTA 86 HKS FA20 2.1L KIT&GTⅢ-RS

ワイド化され、数々の空力パーツやワンオフパーツでチューニングを施された86。

エンジン系は吸排気&ECUセッティングにてチューニングを行ってきたそうですが、ステップアップとして、排気量アップ&ターボ化を決行!!

イベントやコンテストで多数の賞を受賞している車両だけに、迫力あるエクステリア!

今回のエンジンチューニングでは、「ハイパワー且つ壊れないエンジン」をテーマに作業開始。

ハイパワー化には、「排気量アップ」「過給機装着」の2つの方法があり、手っ取り早いハイパワー化には「過給機装着」!
86&BRZでは定番のスーパーチャージャーも検討しましたが、今回は未だ86&BRZでは「定番」でないターボ化に。
ターボキットは、性能に定評のあるHKS GTⅢ-RSタービンに決定!

ですが、86のFA20はNAエンジンの為、過給機装着によるエンジントラブルのリスク低減のために、エンジン強化にも着目。
・排気量を2.0Lのままで、強化するか…
・排気量アップKITを用いて強化するか…
HKS FA20 2.1L KITを用いれば、シリンダー加工を行うことなく排気量アップが行え、エンジンパーツが強化される事から、コスパに優れる2.1L化に決定!

結果、今回のハイパワー化では「排気量アップ」と「過給機装着」のどちらもさせていただくことになりました(^^)/

エンジン本体は、シリンダーブロックの加工は行わずオープンデッキのままで2.1L 化ですが、

メイン&ヘッドボルトは強化品に。

ヘッドガスケットはt=0.8mmを使用。

今回はラジエーターもアルミ2層式へ。

エンジンラッピングもご依頼いただいた為に、早々にセッティング開始!

☆仕様☆
・FA20 HKS2.1L KIT+HKS グロメットタイプガスケット t=0.8mm
・ARP 強化メイン/ヘッドボルト
・HKS GTⅢ-RS BOLT ON TURBO KIT PRO
・A.C.E⁺ φ70スロットルアダプター+φ70スロットル
・HKS フューエルアップグレード
・SARD 255L/hフューエルポンプ
・HKS EVC6-IR 2.4

◆A.C.E+現車合わせセッティング◆
“A.C.E+ ADVANCE ECU ZN6/ZC6 Step.8”
  1.2kg/c㎡(青破線)
  422.057PS/7085rpm
  46.301kgf・m/4614rpm
  0.9kg/c㎡(緑実線)
     373.321PS/7157rpm
  40.281kgf・m/4557rpm
インターセプトは、0.9kg/c㎡で3,700rpm付近、1.2kg/c㎡で4,000rpm付近です。

タービンの性能的にはまだまだ余裕がありますが、シリンダーブロック及び駆動系など考慮し今回はMAXブースト1.2kで通常0.9kの仕様としました。

一般的に大パワーFR車両での普段乗りではホイールスピンがあまりにも多くなり乗り難くなることがあります。
よって今回はエンジンに対するセッティングとは別に、前後ホイールの回転スピードからスリップ率を計算し点火時期とスロットル開度を調整するA.C.E⁺独自のトラクションコントロール機能も付与しました。
マップも3種類用意して走行シーンに合わせて有効に使っていただけると思います。

オーナーさんは既に次のステップを模索されており、86のチューニングは果てしなく続きそうです( *´艸`)

2020.2.28 梶原


TOYOTA 86 HKS スーパーチャージャー&ADVANCE ECU

「チェックランプ点灯」と「過給圧が上がらない」の不具合で入庫したHKSスーパーチャージャー仕様の86。

中古車で購入して間がなく、通常走行は可能だが、エンジンチェックランプが点灯しており、スーパーチャージャーの過給圧が掛らない状態。
購入店に問い合わせ、診断してもらったが症状の確認は出来るものの、原因がわからずお手上げ状態で当社への入庫となりました。

早速症状の診断/点検を進めていくと、スーパーチャージャー本体の故障から波及したトラブルが原因でしたので、スーパーチャージャーを交換し、セッティングの取り直しとなりました。

☆仕様☆
・FA20ノーマルエンジン
・HKS スーパーチャージャー GT2-7040L
・HKS FUEL UPGRADE KIT ZN6/ZC6
・ワンオフマフラー

◆A.C.E+現車合わせセッティング◆
“A.C.E+ ADVANCE ECU ZN6/ZC6 Step.8
  308.598PS/7136rpm
  33.518kgf・m/5615rpm
ほぼメーカー公表値(302PS/32.2kgf/m)に寄せる事が出来ました。

先に行ったTURBOにも負けないパワーになりましたが、こちらも安全マージンを残したセッティングになりますので、エンジン内部の強化を行うことでモアパワーが狙えますね。

2019.2.17 梶原