ホンダ フィット(GK5)現車セッティング

ホンダの最新の制御タイプはかなり複雑で開発中の時は10馬力あげるのも必死でしたが、最近はコンスタントに吸排気系と同時にアップデートして20馬力近くのアップが見込めるようになりました。
前に見たことのある他のデータではノックの介入が酷くてまともにパワーも出ませんでした。
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例えば上の写真左下数値は点火リタード量
回転数5000rpm時で10も遅らされているという事。(実際の点火時期に対して減算タイミングです。動画がアップできないのが残念…)
これがアクセル全開時にほぼ全域で介入しており、メイン目標点火マップは全く機能していない状態なので、まずはこういうところから改善しないといけません。
今回セッティング時の気温や気圧などのデータは写真撮り忘れた為ありませんが、この時期なので30度は軽く超えておりますふ。
結果
ノーマルパワー  123.2PS/6791rpm
ノーマルトルク  151.6Nm/4052
からの
現車セッティング後
パワー  141.4PS/6534rpm
トルク  170.2/3941rpm
ユーザーさんの目の前でずっとセッティングしていたので、ユーザさんも大変喜んでおられました。ただ一つ要求が7600rpmまでレブリミットをあげたいとのことでしたが、サーキット車両の一発だけとかいうのであれば良いのですが、7400rpmでお願いして、納得していただきました。
何故かというと7500rpm超えたあたりから、ノックを聞く為にセッティング時に付けているノックモニターからの入ってくる音が少し大きくなります。ノックはもちろんのことですけど、それ以外の音…つまりエンジン内部の作動音…それがタペットノイズ、バルブスプリング、カムシャフトタイミングチェーンアンドテンショナーなどなど色々あるます。
経験から言うと。。。
7600から少しヤバい音が聞こえます。
ヤバい音っていうのは例えると。。。
レース中にシフトダウン時に間違えて、4速に入れるつもりが2速に入ってしまった時のエンジン音    を優しくした感じです。
ということでL15B型のレブは7400rpmまでが安全だと思います。もともとピストンボアストロークは73.0mm ×89.4mmであり、ピストンスピードを計算しても7400rpm時には21.95m/secと少しだけ余裕はあるけど、異音を鑑みてこの結果としています。
チューニング内容
インテーク:ビックスロットル
エキゾースト:フロントパイプ&センターパイプ&リヤマフラー