オートクラフト公式通販はこちらより

GR86とレース用トラクションコントロール

今回はエキゾーストマニホールドのみ変更であとはノーマルマフラーでの現車セッティングのご依頼。

定番のアクセルペダルマップ変更は多いのですが、今回は追加でプロドライバーにも好評だったサーキット走行用のトラクションコントロールもご用命頂きました。

メーカーのTRCはスリップするとスロットルが完全に閉じられるのと無反応時間がある為サーキット走行では切るのが当たり前なのですが、私の作ったサーキット用トラクションコントロールマップは、滑るか滑らないかの所から微妙に制御しスリップ量に合わせ制御しているためドライバーにも介入がわかりにくい仕様。

GT3やGT4などもありますが、ポルシェなんかもトラコン制御は日本車と違いドライビングに邪魔しない様な制御が入ります。

ウェットは勿論のこと特にハーフウェット時には抜群のタイムアップに貢献します。

この機能本当にオススメなので、セッティングされる方はぜひ導入して欲しい機能です。

今月のレブスピード取材記事に内容がある程度詳しく書かれておりますので、ぜひ読んでみてください。

話は逸れましたがエキマニのみの変更でしたので、上のトルクの伸びが無いかなと思いきや逆にノーマルマフラーの方がノッキングが出にくく点火時間を普段より少し進めることにより、意外にもパワーが出ました。

結果

赤線セッティング前

213.5PS スピリミの為 トルク25.94kgm/3232rpm

オレンジ線セッティング後

239.4PS/6910rpm トルク27.08kgm/4655rpm

とノーマルリヤマフラーでもそれなりに出ましたね。

やはり最後の伸びは…ですが、それでもエキマニを変えたことによる中間域は申し分ありません。

今回はマップ4まで開放し、

MAP1 セッティングデータ

MAP2 MAP1+レースロム

MAP3 MAP1+レース用トラコン

MAP4 MAP1+レースロム+レース用トラコン

このように構築

暑かったですが無事にセッティング終了。

気温32.8℃ 気圧1010.97mbar 湿度48.9%

2025.8.1 白髭

関連記事

TOP