
令和4年9月のアプライドB型の完全ノーマル車両の現車セッティング依頼。
マフラーも全てノーマルでもパワーが上がるのか?
という気になる所。
中々完全ノーマルのセッティング依頼というのは少ないので今回良い機会でした。
プログラムは初期頃のZF2L100X00Gでした。

車両点検後ノーマルで回してみて
平均値として
パワー190オーバーのトルク23kgm付近(tcf1.0)

この時にプログラムも完全のノーマルなのでダイナパック側でOBDからノーマルECUのデータロギングを見てみると…

空燃費も意外と悪く無い数値で推移していました。
FA20型では無かったPOWER AFR MAPが独立してあるので全開時には綺麗な数値でかつlong termとshort termで補正も入るので目標値にきっちり合うのでしょう。
点火設定のヒントとしてノックの反応とVVTであわせ込めばかなりフィーリングが変わります。
最終…

自分でもびっくり、ノーマルでもかなり差が出ました。
完全ノーマル赤色線
パワー194.47ps/6971rpm トルク23.09kgm /3319rpm
現車セッティング水色線
パワー218.54ps/6849rpm トルク24.69kgm/3260rpm
となりました(tcf1.0)

完全ノーマルでもパワーアップすることが分かったので、ご興味のある方のご連絡をお待ちしております。
気温20.5度℃ /気圧1004.87mbar/ 湿度58.3%
2025.11.15 白髭
下記に昨日オーナー様より感想を頂きましたので添付します。
昨日はECUセッティングを実施していただきありがとうございました。
愛知へ帰る高速でもアクセルを踏んだ時の加速やエンジン音(水平対向エンジンらしさがより出た形)など
より自分のGR86ということが体感できるようになりました。
※帰りはやはり車が多く、4速高回転以上は確認できておりませんが・・・
あと、気づいたことといえばあと少し油温が上がりやすくなった気はします。
こちらは当日、お話していただいたとおり、次はオイル周りの対策は必要なのかなとも思いました。
※といっても、106度まででそれ以上はあがらず、落ち着きますし、現状は油温を確認しながらのっていきたいと思います。
つけていただいた機能( ローンチコントロール機能・オートブリッピング機能・フラットフットシフト機能 )
もまだ、未体験ですし、毎日の運転の中で、自分の運転技術と相談しながら試してみたいと思います。