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GRB インプレッサWRX STI 現車セッティング

今回他社でセッティングされた車両でしたが、乗りにくさと色々と不安があった様で、弊社にてリセッティングのご依頼。

車両を見てみるとHKSのF-CON iS と HKS VALCONを使用されており、前オーナーからの引き継ぎのこの仕様で乗られているとのこと。

オーナーになられてから他社でリセッティングされたものの色々とありこちらにご依頼。

もちろん2つのECUはロックがかかっているので、リセットしてからの初期設定していくわけですが、VALCON当時の対応OSはWindows7までで、今のWIN 11だとドライバーにINF認証がないドライバー等はインストールすらできないので、まずはドライバー署名の強制からセットアップ。

無事にバルコンと通信し,初期セットアップとMAP制作

それと同時にF-CON側はまず初期設定のみでエンジンがかかるようにし、ノーマル状態でダイナパックを回してみました。

するとあまりパワー感もなく265.75PS / 31.65Kgm

もちろん2駆計測というのもあるのですが他に原因を探るとメインECU側に問題がありました。

という事で、ノーマルECUではなく何らかの事情で触られているようで仕方なくF-CON側のマップを数種類使用してセッティングを取りました。

元々ブーストコントローラーでブースト圧が1.65kPaでセットされており,ノーマルエンジンかつこの年式であればリスクが高すぎます。

他社セッティングでブースト圧1.65kpaと思われるデータ

もう少し時間かけてセッティングすればこのギコギコしたグラフを綺麗にしてあげれば良かったのになーと思いつつインターセプトあたりのブースト圧も少しシュート気味だし、7000rpm以降のトルク落ち込みも早いので改善の余地はありそうに思いました。

このセットアップはアクセル踏んだ瞬間はトルク感があり速く感じますが、実際に速いセットアップは低回転から高回転までの幅に対し、トルクが続く様にセットアップすると実際に走ると車速いです。

例を挙げると下図の様になります。

赤ペンで書いた様にマックストルクは低くても高回転になるにつれトルクが落ちる量をいかに継続できる様にセッティングができるかとなり、赤ペンで書いた様なトルクグラフになれば元のグラフより実際には速い車といえます。

よって何度も言いますが重要なのはビークトルクやビークパワーではないです。

結果

赤緑線 ECUリセット状態ノーマルブースト圧

265.75PS/7207rpm 31.65Kgm/4299rpm

水色線 弊社セッティング後

348.75PS/6557rpm 48.87Kgm/4213rpm

ブースト圧はビーク1.35kPaで徐々に落とし1.20kPaとしてます。また今回前輪フリーですのでtcf 1.20としました。

条件

気温16.4℃ 気圧1009.23mbar 湿度66.9%

2026.2.24 白髭

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