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マツダ・RX-7(FD)

FD3S 常時ツインセッティング

マツダ・RX-7(FD)

FD3S 常時ツインセッティング

業者様からのご依頼で長年動かしていなかったFD3Sを復活させるということで約6年動いていなかったので、先ずは燃料タンクの中の点検とフューエルポンプ&フィルターの点検からの作業。 普通6年ほど動いていなかったら、タンク内も錆びることが多いのですが屋内管理していたのか古いガソリンを抜いて少しの清掃と燃圧調整と高回転時の燃圧チェック及び油脂類の全交換だけでセッティングが行える状態になりました。

今回は常時ツインにされているということで、ダブルスロットルなども撤去されており、エキマニのシーケンシャル制御側は溶接で止められているのを確認して早速回して行きました。

今回は少し前型のEVC-Sでブースト圧制御することになりましたが、オフセット値の反応は悪くないのですが、レスポンス値をかなり大きな数値を入れてもハンチングもせず後半のタレも大きくブースト圧が安定しませんでした。タービンの立ち上がりも通常より300rpmほど悪く、考えられるのはソレノイドもしくはタービン本体の可能性もあることが考えられますが、今回は与えられたものでセッティングを終了しました。

ブースト圧の推移の状態
インターセプト後のブースト圧の全体的な落ちや6000付近での谷(各回転数や車速等でブースト値を変更できるコントローラーであればこの問題は解決可能)

 

結果

337.9PS/6134rpm

42.26kgm/5387rpm

ブースト圧が安定してあればグラフも綺麗でピークパワーも最低15馬力くらいは上乗せできましたが、次回に期待。

条件

気温31.4℃ 気圧1008.58mbar  湿度57.6%

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